米シティ、株主拒否の幹部向け利益配分制度に約540億円

米銀シティグループの幹部は、株主 が昨年反対した利益配分計画を含む報酬プランの下で5億7900万ドル (約540億円)を受け取る権利を有している。

当局への届け出によれば、シティはこのプラン、つまり主要従業員 利益配分制度(KEPSP)に関連し2012年に2億4600万ドルを計 上。10年は4800万ドル、11年は2億8500万ドルを割り当てていた。

シティの株主は昨年4月、拘束力のない投票で利益配分計画を含め た上級幹部向け11年報酬パッケージを拒否。それ以来、シティの幹部報 酬は批判にさらされている。メーン州を拠点とする独立系の報酬アナリ スト、ポール・ホジソン氏は「良く設計されたインセンティブ計画では ない。段階的な廃止が良いだろう」と指摘する。

KEPSPはシティの10-12年の業績を対象としている。届け出に よると、同行はこの報酬の3分の2を15日までに支払い、幹部が残りを 受け取るには14年まで待つ必要がある。

ブルームバーグがまとめたデータは、個人向け銀行業責任者マニュ エル・メディナモラ氏(62)は11年分として約880万ドルを受け取るこ とを示している。ジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO、59) は約570万ドル、欧州・中東・アフリカ銀行部門会長アルベルト・バー ム氏(55)は約750万ドルを受け取る。昨年就任したマイケル・コルバ ット最高経営責任者(CEO)は10年分として約760万ドルを受け取 る。

シティの広報担当マーク・コスティグリオ氏はブルームバーグの算 出方法や報酬を受け取る幹部の人数、報酬総額についてコメントを控え た。

原題:Citigroup Books $579 Million for Profit Sharing Rejected in 2012(抜粋)

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