日立造船:ノルウェーのスタトイルと洋上風力発電を共同開発

日立造船はノルウェーの石油・ガス 大手スタトイルとの業務提携を活用して浮体式洋上風力発電を開発する 方針を示した。

日立造船は昨年11月、スタトイルと技術提携を締結した。スタトイ ルの「ハイウィンド」プロジェクトは世界初の浮体式洋上風力発電。

日立造船の戦略企画部長、藤田孝氏は4日のブルームバーグ・ニュ ースとのインタビューで、「ノルウェーで培った技術を日本に持ってこ れないかという検討をしている。そんなに難しくない。浮体式の実現性 をちょっとでも短縮しようというのが両社の思いだ」と述べた。

日本は昨年7月から再生可能エネルギー固定価格買取制度を実施 し、福島第一原発事故で国内の大部分の原発が停止している中でクリー ンな代替エネルギーの開発を推進している。

洋上風力発電では北海の風を利用できる英国とドイツが先行してい る。四方を海に囲まれ、遠浅の海域が少ない日本にとって浮体式洋上風 力発電は有望な技術として注目されている。

日立造船は発電設備を海床に固定した着床式の事業化を手始めに浮 体式に発展させる計画。藤田氏は、スタトイルが日立造船に浮体式の技 術を供与するとしたが、詳細については明らかにしなかった。

日立造船は東芝、JFEスチールと洋上風力発電の研究を行ってお り、2016年までに7500キロワット未満の試験用プラントを数カ所に建設 する予定。22年に合計出力30万キロワットの洋上ウィンドファームを数 カ所建設することを目指す。

日立造船の終値は前日比3円(1.9%)高の163円。

原題:Hitachi Zosen, Statoil Work on Floating Offshore Wind Technology(抜粋)

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