ナイジェリアの原油泥棒、過去最悪のペース-収益を直撃

ナイジェリアの原油泥棒が再び増え ており、過去最悪のペースとなっている。生産量(日量)の10分の1以 上が被害に遭っている。

今年1-2月だけでも、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェルなど大手 石油会社は3回、契約通りの出荷ができない不可抗力条項発動に追い込 まれた。今年の原油泥棒は、ニジェール川デルタ地帯で武装集団の反乱 がピークに達した2009年を上回り過去最悪となる恐れがある。

シェル・ナイジェリアのマネジングディレクター、ムティウ・スン モヌ氏は4日、電子メールで「盗まれた原油は過去3年間で最高水準と なり、シェルだけで日量6万バレル以上に達している」と述べた。

ナイジェリアは歳入の80%、輸出収入の95%を原油に頼っている。 シェルのほか、米エクソンモービル、シェブロン、仏トタル、伊ENI がナイジェリア国営石油会社と合弁事業を行っており、同国の原油生産 の大半を担っている。ナイジェリアの産油量は日量約210万バレルで、 2月時点では石油輸出国機構(OPEC)で7位。

原題:Nigeria’s Oil Thieves Return to Hit Shell and Government Revenue(抜粋)

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