キプロス:銀行預金者の損失負担は「大惨事」招く恐れ-財務相

キプロスは同国への国際的な金融支 援の一環として、国内銀行の預金者に損失を負担させるという要求を拒 否する方針だ。サリス財務相が4日明らかにしたもので、そうした措置 は欧州にとって「大惨事を自ら招く」ことにつながると警告した。

先週の新政権発足後に初めてユーロ圏財務相会合に出席したサリス 財務相は会合後に記者団に対し、「預金のヘアカットといった構想はど のような形であれ、断じて受け入れられない」とした上で、「われわれ の立場は明確であり、その旨を伝えた」と述べた。

救済後に債務が持続不可能になる事態を防ぐ手段として、キプロス の銀行口座保有者に損失を課す案を排除することをユーロ圏はこれまで 拒否してきた。こうした事項はギリシャやアイルランド、ポルトガル、 スペインへの既存の支援策には盛り込まれていない。

サリス財務相は「例外的な措置を協議したくはない」とし、「これ はキプロスだけでなくユーロ圏、そして恐らくそれを超える地域にとっ て、災難になるだろう」と述べた。

原題:Cyprus Says Bank-Deposit Losses Would Be a ‘Catastrophe’ (抜粋)

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