事業売却、物言う株主の批判に対応したわけではない-米ヘス

米エネルギー会社、ヘスのジョン・ ヘス会長兼最高経営責任者(CEO)は、幾つかの事業部門を削減し石 油探鉱・生産に注力する計画について、ポール・シンガー氏が率い、物 言う株主として知られるエリオット・マネジメントから受けた批判に対 応したものではないとの見解を示した。

ヘスは4日、新取締役6人を指名するほか、エネルギー取引とマー ケティング事業から撤退し、ガソリンスタンド1350カ所を売却する計画 を明らかにした。ヘス会長は同日のインタビューでこの計画について、 既に進行中の移行を加速させるためのものであると述べた。

ニューヨークを拠点とするヘッジファンドのエリオット・マネジメ ントはヘスについて、「現状維持のために最小限のことしかしていな い」と指摘。ヘスの株式の4%を取得し、1月に資産売却や取締役の交 代を求め始めた。ヘスは、エリオット・マネジメントが提案した取締役 の採用を拒否するとともに、信用リスクや税金関連の問題、同社の実質 価値を無視しているとして米国の内陸・沖合生産事業を分離する要請を 退けている。

ヘス氏は電話インタビューで「当社の決定は非常に慎重に検討され たものであり、活動家株主の要請に対応したものではない」と説明。 「探鉱と生産に一段と重点を置く計画の到達点だ」と述べた。

原題:Hess CEO Says Unit Sales ‘Not Response’ to Activist Investor (1)(抜粋)

--取材協力:Matthew Monks.

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