欧州株:ほぼ変わらず-HSBCが昨年7月以来の大幅安

4日の欧州株式相場はほぼ変わら ず。公益事業株が上げた一方、英銀HSBCホールディングスが昨年7 月以来の大幅下落となった。中国の非製造業活動が2月に鈍化したこと が手掛かり。

HSBCは2012年税引き前利益がアナリスト予想を下回ったことか ら大きく下げた。他の欧州銀行株も連れ安となった。資源株も安く、 BHPビリトンやリオ・ティントはロンドン市場でそれぞれ2.1% と3.7%下げた。英百貨店デベナムズは08年11月以来の大幅下落。1月 の降雪の影響で上期(12年9月-13年2月)の利益が減少したもようだ と発表した。

ストックス欧州600指数は前週末比0.1%未満下落の288.89で終了。 騰落比率は約3対4。先週はイタリア総選挙で安定多数勢力が生まれ ず、ユーロ圏債務危機が悪化するとの懸念が再燃したことから、米国で 予想を上回る経済指標の発表があったにもかかわらず週ベースでほぼ変 わらずだった。

PFAペンション(コペンハーゲン)のシニアストラテジスト、ウ ィトルド・バーク氏は「景気回復が依然として抑制気味で一部地域では 脆弱であるという現実に照らすと、株価の最近の動きはちょっと早過ぎ たようだ」と指摘。「主に欧州で政治の雑音も増えていることも考え合 わせると、幸先はあまり良くない」と付け加えた。

中国国家統計局と中国物流購買連合会が3日発表した2月の非製造 業購買担当者指数(PMI)は54.5と、1月の56.2から低下。同指数 は50が非製造業活動の拡大・縮小の境目を示す。

この日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下落し た。

原題:European Stocks Are Little Changed; HSBC Drops as Earnings Miss(抜粋)

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