トリシェ前ECB総裁:通貨安狙った政策、プラスにならない

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 前総裁は4日、一国の為替相場押し下げを狙った政策に利点はなく、通 貨安競争の引き金になり得るとの認識を示した。

来日中のトリシェ氏は東京都内でインタビューに応じ、「この種の 政策が全ての参加者にとってプラスにならないのをわれわれは承知して いる」と言明した上で、「全通貨が下落するなら、何も変わらないとい うことになる」と語った。

同氏は「通貨の価値は、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条 件)と市場が決めなければならないとG7(主要7カ国)が再確認して いる」と指摘、「これは適切な認識だ」と付け加えた。

原題:Trichet Says Policies Aimed at Weakening Currencies Not Positive(抜粋)

--取材協力:Amina Mobley.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE