ソニー:DeNA全株譲渡、409億円利益計上-野村証一時取得

事業再編を進めているソニーは、主 要株主として保有していた交流ゲーム国内首位のディー・エヌ・エー (DeNA)株式のすべてを譲渡することで野村証券と4日、合意し た。資産見直しの一環で、約409億円の譲渡益を計上する。

資料によるとソニーは1772万2500株(保有比率13.14%)のDe NA株を7日付で売却する。野村ホールディングスは子会社野村証が直 ちに転売する目的でDeNA株の13.14%分を取得したと4日発表し た。株価動向により直ちに転売できない可能性があるとしている。De NAはこの日、野村証券から保有するDeNA株のうち600万株の譲渡 報告があったと発表した。

DeNA2位株主だった子会社を全額出資にしたことで、ソニーは DeNA株を1月に取得していた。資産見直しを進めているソニーはこ れまで、大崎のオフィスビル、エムスリー株の一部、米国本社が入居す るニューヨークのビルなどを手放している。今回の譲渡益は今期の第4 四半期(1-3月期)に繰り入れる。

エース経済研究所の安田秀樹アナリストは「競合の株式を持つ意味 はないのでDeNA株の売却は評価する」とした上で、「ソニーは第4 四半期に黒字を確保しようと必死なようだ。資産売却は一時の利益にな るが、来期以降がやや心配」と指摘した。

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