アジア株:下落、中国の不動産規制強化を嫌気-華潤置地安い

4日のアジア株式相場は下落。指標 のMSCIアジア太平洋指数がこのまま終了すると2営業日連続の値下 がりとなる。中国当局が不動産価格の抑制を目指し住宅ローン規制を強 化したことが響いた。日本株は上げ幅を縮小した。

中国政府系のチャイナ・リソーシズランド(華潤置地)は香港市場 で9.3%安と、中国不動産株の下げを主導。売り上げ規模でアジア最大 の商品トレーダー、ノーブル・グループはシンガポール市場で2.6%下 落している。シティグループによる投資判断の引き下げが響いた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時39分現在、前週末 比0.9%安の133.53。世界の中央銀行各行が金融緩和策を継続し、米経 済に復調の兆しが表れる中、同指数は4カ月連続で上昇。月間ベースの 値上がりは2009年9月以降で最長となっている。

ステートストリート・グローバル・アドバイザーズのシニアマネジ ングディレクター、ダニエル・ファーリー氏はシンガポールでのインタ ビューで、「緩和状態にある金融政策の正常化への転換が、市場にとっ て対処が必要となる課題の一つだろう。これは極めてリスクが大きい」 と語った。

原題:Asian Stocks Drop on China Property Curbs; Nikkei 225 Pares Gain(抜粋)

--取材協力:Kana Nishizawa.

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