ソニー:来期もスマホ販売拡大、機種数は削減-モバイル黒字化へ

スマートフォン(多機能携帯電話) とタブレット端末のモバイル分野をコア事業の1つに据えたソニーは、 来期(2014年3月期)もスマホ販売を拡大させる。子会社ソニーモバイ ルコミュニケーションズの鈴木国正社長が4日、記者団に語った。

今期のスマホ販売見通しは前期比1.5倍の3400万台で、来期はこれ 以上を目指す。スマホ最新機種の販売は日本と英国で3位以内で、他の 国でもトップ3を目指す。スマホのモデル数は絞り込んで顧客に分かり やすくする。鈴木社長は親会社ソニーの執行役でもある。

前期まで4期連続赤字のソニーはスマホとタブレットを「Xper ia(エクスペリア)」というブランドに統合、米アップルや韓国サム スン電子のライバルに巻き返しを図る。鈴木氏は「モバイルの黒字化は 来期の課題。黒字化を目指すのではなく、黒字化する」と述べた。

エース経済研究所の安田秀樹アナリストは「ソニーがシェア3位以 内に入るためにはスマホを少なくとも5000万台以上売らなければならな い」と指摘した上、「ソニーにはそれだけ売る実力があると思う」と語 った。

12年10-12月期でソニーは870万台のスマホを販売した。同時期に アップルの「iPhone(アイフォーン)5」は2740万台、サムスン の「GALAXY(ギャラクシー)3S」は1540万台売れたとボストン のストラテジー・アナリティックス社は推定している。

--取材協力 東京 天野高志 Editors: 上野英治郎, 駅義則

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