ヘッジファンドの商品買い越し、約4年ぶり低水準

投資家による商品相場上昇を見込む 買い越しが約4年ぶりの低水準に落ち込んだ。商品ファンドから引き揚 げられた資金は先週、週間ベースで過去最高の42億3000万ドル(約3900 億円)に達した。中国の製造業鈍化を背景に、商品相場は今年の上昇分 を打ち消した。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、ヘッジファ ンドなど大口投機家による米国の商品18銘柄の先物とオプションの買い 越しは2月26日終了週に16%減少し44万7106枚と、2009年3月以来の低 水準となった。銅投資家は昨年11月以降で初めて売り越しに転じ、原油 の買い越しは過去11週で最大の減少となった。

イージス・キャピタル(ニューヨーク)のスタンレー・クローチ最 高投資責任者(CIO)は「商品市場は中国の状況を懸念しており、マ クロ面で問題が発生する可能性があるとみている」と指摘。「景気減速 の可能性を前に商品市場は不調となるかもしれない。市場心理は慎重な 方向へと変化しつつある」と述べた。

原題:Investors Least Bullish in Four Years Pulling Funds: Commodities(抜粋)

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