今週の米経済指標:2月の雇用者数は増加、失業率は横ばいか

今週発表される米経済指標では、2 月の雇用者数の増加が示される可能性が高い。売り上げが改善される中 で、米国の経営者らが難航する予算協議のさらに先を見ている状況が浮 き彫りになりそうだ。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト70人の予想中央 値によれば、米労働省が8日発表する2月の非農業部門雇用者数は前月 比16万人の増加が見込まれている。1月は15万7000人増だった。失業率 は7.9%と前月から横ばいとなる見通し。

米国の国内総生産(GDP)の約7割を占める個人消費が、給与税 の増税やガソリン価格上昇の影響を確実に乗り切るためには雇用の増加 が必要。失業者は現時点で1230万人だが、連邦準備制度の政策担当者ら はその減少ペースに依然として満足しておらず、成長刺激策の継続を示 唆している。

BNPパリバの北米担当チーフエコノミスト、ジュリア・コロナド 氏(ニューヨーク在勤)は「ゆっくりと着実に状況が動いている」と指 摘。「連邦準備制度は今のところ安定に満足しているが、上向きの勢い の不足には満足しておらず、アクセルから足を離す理由は何もない」と の見方を示す。2月の雇用者数に関する同氏の予測は、ブルームバーグ 調査の予想中央値と一致している。

政府職員を除く民間部門の雇用者数は2月に16万7000人増えたとエ コノミストはみている。1月は16万6000人増だった。

失業率は過去1年間で0.4ポイント低下したものの、2008年以降 は7.8%を下回ったことがない。

ブルームバーグの調査によると、米供給管理協会(ISM)が5日 に発表する2月の非製造業総合景況指数は55.0(予想中央値)となり、 活動の拡大持続が示される見込みだ。1月は55.2だった。同指数は50を 上回ると活動の拡大を示唆する。

(米経済指標に関する最新情報は、こちらをご覧ください)

原題:Payrolls Probably Grew Amid Budget Strife: U.S. Economy Preview(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE