ギリシャを新興国に降格、ラッセルが異例の分類見直し

米資産運用会社のラッセル・インベ ストメントは、ギリシャの分類を見直し先進国から新興国に移す。ギリ シャ経済がリセッション(景気後退)で20%縮小したことを踏まえ、ラ ッセルは異例の降格を決めた。

ラッセルのウェブサイトに掲載された資料によると、2001年に先進 国に格上げされたギリシャは11年以降、経済と運用面のリスク評価基準 の片方もしくは両方を満たせなかった。

シニア調査アナリストのマット・リストラ氏は「ギリシャが09年に 持続不可能な公的債務を公表し始めて以降、嘆かわしいほど深刻な経済 の低迷に陥り、時には欧州経済通貨同盟を崩壊させかねない状況にまで 至った」と発表資料で指摘した。

広報担当のマイケル・ジェロルミノ氏によれば、ラッセルが先進国 から新興国に降格した国はギリシャが初めて。ラッセル・インデックス の説明によると、分類見直しには「経済基準の持続的変化」が3年続く 必要があり、実際に見直しとなることはまれ。

降格を受け、ファンドマネジャーらは自身のファンドの運用基準に 対応させるために株式の売買を余儀なくされられる。ラッセルは「指数 提供者による市場分類の引き下げは重大な決定であり、ラッセルは今回 の行動を安易に下したわけではない」と説明した。

原題:Russell to Reclassify Greece in First Developed Market Demotion(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE