オバマ米大統領:強制歳出削減,経済へ「徐々に痛みもたらす」

オバマ米大統領は、1日発動の強制 歳出削減は経済に「徐々に痛み」をもたらすことになると述べるととも に、歳出削減を盛り込んだ代替法案が民主、共和両党議員から十分な支 持を集め可決するには数週間かかる可能性を指摘した。

オバマ大統領は1日、議会指導者4人とホワイトハウスで1時間弱 協議した後に発言した。政府プログラム削減に危機感を抱く有権者の声 を議員が聞けば、合意は成立するとの認識を示した。

同大統領は「議会には常識あるグループが存在する」とした上で、 「今のところは無言のグループになっているが、彼らの意見に耳を傾け られるようにしたい」と述べた。

大統領と共和党のベイナー下院議長は、財政赤字削減の合意に向け て交渉を進める一方で、議会が政府閉鎖のリスクに対処しなくてすむよ うに年度内の財政運営についても今月下旬に対決することを避ける意向 を示唆した。

ベイナー議長は同会合後、再び税収を引き上げることに共和党は反 対すると表明。最高所得層の所得税率が引き上げられたことに言及し、 「大統領は自らの増税案が1月1日に実現している」とした上で、「私 の考えでは、歳入をめぐる議論は終わっている」と述べた。

ベイナー議長は下院が今の会計年度末(9月末)までの財政運営に 関する法案を来週採決することも明らかにした。現在の予算措置は3 月27日に失効する。

原題:Obama Says Spending Cuts Will Be ‘Slow Grind’ on Economy (4)(抜粋)

--取材協力:James Rowley.

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