欧州株:反落、中国と英国の製造業指数低下を嫌気-リオ安い

1日の欧州株式相場は反落。中国や 英国で製造業活動を示す指数が低下したほか、ユーロ圏の1月の失業率 が過去最悪となったことを嫌気した。ストックス欧州600指数は2月ま で月間ベースで9カ月連続高となっていた。

英・オーストラリア系鉱山会社のリオ・ティントを中心に商品銘柄 が安い。ベルギーの通信会社、ベルガコムは2004年の新規株式公開 (IPO)以来の安値。13年の業績見通しが市場予想に届かなかった。 オランダのタンクターミナル会社ロイヤル・ヴォパックはここ4年余り で最大の下落。12年の営業利益が前年を下回った。一方、フランスの防 衛電子機器メーカー、ターレスは13年ぶり大幅高。通期利益がアナリス ト予想を上回った。

ストックス欧州600指数は前日比0.3%安の289.02で終了。一時 は1.1%下げた。前週末比では0.2%上昇。年初来では3.3%の値上が り。

ミラボー・セキュリティーズ(ジュネーブ)のバイスプレジデン ト、ジョン・プラサード氏はユーロ圏失業率など、「市場はマクロ経済 データに注目している」と指摘。「米国で今晩期限を迎える財政協議も 注目されている」と続けた。オバマ米大統領は、連邦歳出の強制削減の 発動回避を目指しているが、それに残された時間は1日午後11時59分ま で。

この日発表されたユーロ圏の1月の失業率は11.9%と過去最悪。英 国の2月の製造業景気指数は予想に反して47.9に低下。中国の同月の製 造業購買担当者指数(PMI)も50.1と、1月の50.4から予想に反して 低下した。両指数は50を下回ると製造業活動の縮小を表す。

この日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が下落し た。

原題:European Stocks Retreat on U.K., Chinese Manufacturing Reports(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE