アルゼンチン国債が急落、保証コストも上昇-デフォルト懸念

アルゼンチンの国債相場は新興市場 で最大の下げとなり、同国債の保証コストは上昇した。同国は、再編に 応じなかった債権者への支払いを米裁判所から命じられた場合、再編し た債務がデフォルト(債務不履行)に陥るとの主張を展開している。

アルゼンチンのベンチマーク債(2017年償還)の利回りはニューヨ ーク時間午後3時48分(日本時間3月1日午前5時48分)現在、396ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して19.67%と、過去最 大の上げ幅。新興市場の平均借り入れコストの約4倍の水準に達した。 ブルームバーグがまとめたデータによれば、クレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、アルゼンチンの1年物CDSスプレッド は1329bp上昇の6510bpと、世界で最も大きく上げている。

アルゼンチンが2001年以来2度目のデフォルトに陥るとの観測は急 速に強まりつつある。同国の弁護を担当するジョナサン・ブラックマン 氏は再編を拒否した債権者への支払いを命じた米連邦地裁の判決につい て、連邦高裁で従わない意向を表明。資産家のヘッジファンドマネジャ ー、ポール・シンガー氏率いるエリオット・マネジメント傘下のNML キャピタル・ファンドを中心とする投資家グループが、保有するデフォ ルト債に対する13億3000万ドル(約1230億円)の支払いをアルゼンチン に求めている。

原題:Argentine Default Threat Spurs Bond Selloff: Buenos Aires Mover(抜粋)

--取材協力:Katia Porzecanski、Stephanie Ruhle、Matthew Miller.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE