フィンランド首相:イタリアの膠着で危機解決が台無しの恐れ

フィンランドのカタイネン首相は、 イタリアの総選挙を受けた政治的な行き詰まりによって、何年にもわた った危機への取り組みが台無しになる恐れがあるとの認識を明らかにし た。

カタイネン首相は28日にヘルシンキでのインタビューで、責任ある 財政政策を堅持できなければ市場の混乱が再燃し、「あまりにも大き い」損失がもたらされると述べた。

同首相は「イタリア経済が直面している問題は広範囲に及ぶ」とも 指摘。「目をつぶって忘れるというわけにはいかない。構造改革と競争 力の立て直し、予算均衡化が必要だ。達成は困難だが避けることはでき ない」と語った。

イタリアのこう着状態を受け、投資家の間では債務危機再燃への懸 念が強まっている。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が昨年7月、 ユーロ支援のためにあらゆることを行うと公約したことに支えられ、域 内の混乱は7-12月(下期)に沈静化していた。

原題:Italy’s Stalemate Jeopardizes Resolution of Crisis, Finland Says(抜粋)

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