NY原油時間外:下落-OPEC生産増や中国製造業PMIで

ニューヨーク原油先物相場は1日の 時間外取引で今年の最安値に下落。週間ベースでは2週連続の下落にな りそうだ。ブルームバーグの調査によると、石油輸出国機構 (OPEC)の産油は半年ぶりに増加したほか、中国の製造業PMI (購買担当者指数)が予想を下回った。

原油先物相場は一時、62セント(0.7%)安の1バレル当たり91.43 ドルを付けた。取引時間中の価格としては昨年12月31日以来の安値。石 油会社、産油業者、アナリストらに調査したところ、2月のOPEC産 油量は9万7000バレル(0.3%)増の日量平均3069万9000バレル。1月 は3060万2000バレル(修正値)。2月の中国製造業PMIは50.1と、予 想中央値の50.5を下回った。全米自動車協会(AAA)によると、米ガ ソリン小売価格は一段高となる見込み。昨年12月以降で1ガロン当た り49セント上昇している。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフアナリスト、リッ ク・スプーナー氏は、「需要面でみると、経済ニュースは芳しくなく現 在の供給水準に簡単には対応できないだろう。ウェスト・テキサス原油 のトレンドは依然下向きだ。90.40ドル近辺が一時的な下値支持線にな るかもしれない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限はシドニ ー時間午後0時31分(日本時間午前10時31分)現在、39セント (0.4%)安の91.66ドルで推移。全限月の取引高は100日平均を17%上 回った。前日の通常取引は71セント安の92.05ドルで引けた。終値とし ては12月31日以来の安値。今週に入ってからの下落率は1.6%。2週連 続で下落すれば昨年11月以来。

原題:WTI Oil Falls to Lowest This Year as OPEC Crude Output Climbs(抜粋)

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