CEOの高額報酬めぐるスイスの国民投票、大半が制限支持か

企業幹部の報酬をめぐり3日に実施 されるスイスの国民投票で、報酬決定について株主に強い権限を与える 提案が承認される可能性が高まっている。一方、反対派からは大企業に とってスイスの魅力が低下するとの声が上がっている。

上場企業の経営幹部の報酬について拘束力のある株主投票を毎年行 い、新最高経営責任者(CEO)就任や退任の際の多額の報酬支払いを 阻止する提案をめぐる国民投票で、有権者の3分の2近くがこの提案を 支持する意向を示している。規則に違反した幹部には罰金や禁固刑が科 される可能性がある。世論調査研究所ジー・エフ・エス・ベルンが2 月20日に実施した調査によると、有権者の64%がこの提案を支持し、反 対は27%だった。

金融危機のさなかに税金が銀行や企業の支援に投じられたことを受 け、欧州各国の政府は幹部報酬の制限を検討している。国民投票で提案 が認められれば、スイスは、株主が幹部報酬の決定について最も強い権 限を持つ国の一つとなる。スイス企業のCEOには医薬品メーカー、ノ バルティスのジョー・ジメネス氏や食品メーカー、ネスレのポール・バ ルケ氏らがいる。

原題:Swiss Voters May Rein in Bosses’ Pay in ‘Fat Cat’ Referendum(抜粋)

--取材協力:Patrick Winters、Matthias Wabl、Eddie Buckle.

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