森ビル:虎ノ門に「新ヒルズ」、外資誘致のハブ目指す-14年完成へ

東京都の「環状2号線新橋・虎ノ門 地区」再開発事業で、森ビル(東京都港区)が2014年竣工を目指す超高 層ビル「虎ノ門ヒルズ」の上棟式が1日、行われた。森ビルにとっては 国内では六本木ヒルズ以来、最大の延床面積を持つ大型ビル。都の構想 に沿って、テナントとして海外からも企業誘致を目指す。

森ビルの辻慎吾社長は上棟式で、このビルについて、「国際戦略総 合特区の新しいシンボルになる」と強調。「世界の企業をどんどん呼び 込むハブになるのが、このプロジェクトの目的」と話した。

都の資料によると、同地区再開発の総事業費は約2700億円。森ビル が建設するのは中核部分の超高層ビル。地上52階、高さ247メートルで 東京ミッドタウンに次ぎ都内2番目の高さとなる。ホテル、住宅、オフ ィス、国際会議場、商業施設が備わった複合施設で、都市未来総合研究 所によると、現在、都内で開発中のオフィスビルでは延べ床面積で最大 規模だという。また、交通を阻害せずに土地を有効活用するため、地下 にトンネルを掘って環状2号線を通すのも特徴だ。

都は、アジアにおけるビジネス拠点としての国際競争力向上に向 け、「アジアヘッドクォーター特区」構想を立案。東京や六本木、新橋 駅などの周辺を含む数カ所を特区エリアに指定し、税制優遇などの特例 措置で外資参入を促している。

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