米社債保証コスト上昇、上院が歳出削減代替案の採決動議否決

28日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが上昇。米上院が 3月1日に発効予定の850億ドル(約7兆8700億円)の強制歳出削減に 代わる措置として民主、共和両党がそれぞれ提出していた代替法案を採 決に持ち込むための動議を否決したことが響いた。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時55分(日本時間3月1日午前6時55分)現在、0.7ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の88bp。2月に入り0.8b p下げており、月間ベースではこれで4カ月連続の低下となる。

強制的な歳出削減の発動前に、米議会で追加的な行動は予定されて いない。強制削減の規模は9年間で総額1兆2000億ドル。今年度(2012 年10月-13年9月)は残り7カ月間で850億ドル。

LPLファイナンシャルの市場ストラテジスト、アンソニー・バレ リ氏(サンディエゴ在勤)は電子メールのメッセージで、「上院のニュ ースが投資家に売る理由を与え、土壇場での合意の望みを打ち砕いた」 と説明した。

原題:U.S. Credit Swaps Rise as Senate Votes to Retain Spending Cuts(抜粋)

--取材協力:Sarika Gangar.