米ギャップ:11~1月利益、市場予想上回る-年末商戦が好調

米衣料品チェーン最大手、ギャップ の2012年11月-13年1月(第4四半期)決算は利益がアナリストの予想 を上回った。6年ぶりの盛況となった年末商戦が収益を押し上げた。決 算発表を受けて同社株は上昇した。

28日の発表資料によると、純利益は3億5100万ドル(約330億円、 1株当たり73セント)と、前年同期の2億1800万ドル(同44セント)か ら61%増加。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は1株当た り71セントだった。売上高は11%増の47億3000万ドルと、07年第4四半 期以来の高水準。通期では7.6%増の157億ドルだった。

ニューヨーク株式市場でギャップ株は1.3%高の32.92ドルで終了。 時間外取引では一時4.6%高の34.44ドルまで買われた。

グレン・マーフィー最高経営責任者(CEO)は、昨年着手した北 米市場における「ギャップ」と「オールドネイビー」、「バナナリパブ リック」の各ブランドの改革を続行。この取り組みが奏功し、昨年の米 S&P500種株価指数の小売株指数構成銘柄でギャップ株が最も値上が りした。新規採用者が中心となり商品の品ぞろえとマーケティングを改 善した結果、通期の既存店売上高は5%増と前年の4%減から持ち直し た。

ジェフリーズ・グループのアナリスト、ランダル・コニク氏(ニュ ーヨーク在勤)は決算発表前のリポートで、「構造改革に向けた多くの 取り組みと新規採用を、当社は前向きに評価している。商品は全ブラン ドで一貫して強さを維持している」とした上で、ギャップに対する「強 気」予想は上期に既存店売上高が引き続き伸びるか否かにかかっている と指摘していた。同氏のギャップ株の投資判断は「買い」。

ギャップによると、14年1月通期の利益は1株当たり2.52-2.60ド ルで、8-12%増える見通し。アナリストの調整後1株当たり利益の予 想平均は2.30ドル。

同社は別の資料で、通期配当を20%増額し1株当たり60セントにす ると発表。配当引き上げは4年連続。

原題:Gap Gains After Profit Tops Estimates on North America Sales (1)(抜粋)