欧州株:上昇、9カ月連続高-バイエル、テレフォニカに買い

28日の欧州株式相場は上昇し、スト ックス欧州600指数は月間ベースで9カ月連続プラスとなった。米連邦 準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長と欧州中央銀行(ECB) のドラギ総裁がともに、金融政策を通じ景気を支える姿勢を維持すると 示唆したことが好感された。

ドイツの医薬品会社バイエルが約1カ月ぶりの高値。今年の売上高 が4-5%伸びる見通しを示した。スペイン最大の電話会社テレフォニ カは四半期利益が市場予想を上回り、株価は2%上昇。通期赤字幅が予 想以上だった英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS) は2カ月ぶり安値を付けた。

ストックス欧州600指数は前日比1%高の289.94で終了。今月全体 では1%上げ、月間ベースで1997年以来最長の連続高。年初来で は3.7%上昇。

ディエム・クライエント・パートナー(チューリヒ)のポートフォ リオマネジャー、ダニエル・グシュウェント氏は「力強いプラスの企業 業績と中銀が緩和姿勢を続けるとの示唆のおかげで、株式相場の上昇傾 向は強まった。この流れは続くかもしれない」と指摘。ただし、「ここ まで長い連続高となると、かなりの調整が近いうちに必要となるだろ う」と付け加えた。

ドラギECB総裁は27日、ユーロ圏のインフレ率が来年に2%を大 幅に下回りそうな中で金融刺激の解除検討には「程遠い」と言明。バー ナンキFRB議長も同日、金融緩和が借り入れコスト低下と成長促進に 役立ったとの認識を示した。

この日の西欧市場では、ポルトガルを除く17カ国で主要株価指数が 上昇した。

原題:European Stocks Advance for Ninth Month; Bayer, Telefonica Rise(抜粋)

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