米GDP改定値:第4四半期は0.1%増-辛うじてプラス成長

昨年10-12月(第4四半期)の米実 質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)改定値は速報値のマイナ スから上方修正され、辛うじてプラス成長となった。貿易赤字がほぼ3 年ぶりの低水準に縮小したことが寄与した。一方、国防支出はベトナム 戦争時代以来の大幅な落ち込みとなった。

米商務省が28日発表した第4四半期の実質GDP改定値は前期 比0.1%増。速報値は0.1%減だった。ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミストの予想中央値は0.5%増だった。国防支出は22%減少 し、1972年以来の大幅な落ち込みとなった。

ウニクレディト・グループのチーフ米国エコノミスト、ハーム・バ ンドホルツ氏(ニューヨーク在勤)は「成長率はまだ、お粗末な数字 だ」とした上で、「ただ、少なくとも体裁の悪いマイナスのサインは消 えた」と続けた。

第4四半期の改定値では、貿易項目の修正が反映された。貿易赤字 は3879億ドルと前期の3952億ドルから縮小し、2010年1-3月(第1四 半期)以来の小幅。この縮小のGDPへの寄与度は0.24ポイントと、速 報値でのマイナス0.25ポイントからプラスに転換した。

在庫は下方修正

一方で在庫投資は120億ドルと、速報値の200億ドルから下方修正さ れた。GDP寄与度はマイナス1.55ポイントと、速報値からマイナス幅 が0.28ポイント拡大した。

個人消費は2.1%増と、速報値(2.2%増)からほぼ変わらず。 GDPへの寄与度は1.47ポイント。

2012年通年ではGDPは2.2%増加だった。11年は1.8%増。

覧ください。

原題:Economy in U.S. Ekes Out 0.1% Gain as Trade Gap Shrank (2) (抜粋)

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE