インド株:下落、月間では昨年5月以来の大幅安-財政懸念で

28日のインド株式相場は下落。指標 のセンセックス30種指数は月間ベースでは4カ月ぶりにマイナスとなっ た。財政赤字圧縮の鍵となる支出抑制策を同国の予算案が欠いていると の懸念が響いた。

ボンベイ証券取引所(BSE)のセンセックス30種指数は前日 比290.87ポイント(1.5%)安の18861.54で終了。月間では5.2%下げ、 昨年5月以来の大幅下落となった。構成銘柄の売買高は30日平均の倍以 上、指数のボラティリティ(10日ベース)は5カ月ぶり高水準に達し た。

資産規模でインド最大の銀行、インドステイト銀行は6%、同業の ICICI銀行は4%それぞれ下げた。同国最大の乗用車メーカー、マ ルチ・スズキ・インディアは3.9%下落。

チダムバラム財務相の議会への説明によれば、来年度(2013年4月 -14年3月)の財政赤字目標は国内総生産(GDP)の4.8%。今年度 は5.2%の見込みという。農村の雇用プログラムに3300億ルピー、貧困 層への穀物支給計画に1000億ルピーを割り当てる予定が示され、赤字圧 縮目標は達成できないとの懸念が高まった。

原題:India’s Sensex Has Biggest Monthly Loss Since May on Budget(抜粋)