スペイン:10~12月GDP、速報から下方修正-落ち込み深まる

スペイン経済は2012年10-12月(第 4四半期)に、当初の見積もり以上に落ち込んだ。内需の低迷で7四半 期連続のマイナス成長となり、政府が見込む年内のプラス成長回帰にも 疑問符が付いた。

スペイン統計局が28日発表した10-12月期の国内総生産(GDP) 改定値は前期比0.8%減。1月30日公表の同0.7%減から下方修正され た。7-9月(第3四半期)は同0.3%減だった。

シティグループのシニアエコノミスト、ギヨーム・ムニュエ氏は 「重要な数字は極めて弱い調査結果に合致している」とし、「スペイン を含め欧州の多くの国のここ3-6カ月の状況は厳しく、経済データに それが表れる時期だ。緊縮が成長を損なっている」と指摘した。

スペイン銀行(中央銀行)は27日、内需の弱さの中で1-3月(第 1四半期)入り後も景気後退が続いているとの認識を示した。ラホイ首 相は7-12月(下期)中のプラス成長回帰を見込んでいる。

内需の落ち込みによるマイナスは4.7%と、前四半期の4%から拡 大。輸出のプラス寄与は2.8%で、前四半期の2.4%から上昇した。

通年のGDPは前年比1.4%減。11年は0.4%のプラス成長だっ た。12年の内需は3.9%のマイナス寄与、前年は1.9%のマイナスだっ た。輸出は2.5%のプラス寄与(前年はプラス2.3%)。

国際通貨基金(IMF)は今年のスぺイン成長率をマイナス1.5% と予想している。

原題:Spain’s Fourth-Quarter Recession Worse Than Initial Estimate (1)(抜粋)

--取材協力:Harumi Ichikura、Manuel Baigorri、Max Julius.