UBSを提訴-解雇は金利問題の隠ぺいが狙いと元従業員2人

スイスの銀行UBSを解雇されたト レーダー2人が同行を相手取って訴訟を起こした。解雇はUBSが金利 操作疑惑で果たした役割の隠ぺいを図ったものだとして不当解雇を主張 している。

新興市場マクロトレーディングのアジア共同責任者だったムケシ ュ・クマー・チャガンラル氏と元エグゼクティブディレクターのプラシ ャント・ミルプリ氏は27日、シンガポールの高等法院に別々に訴えを起 こした。両氏に「目に余る違法行為」があったとしたUBSの言い分に 対して反論の機会を与えられなかったと主張した。

UBSは金利操作問題で昨年12月に米、英、スイスの当局から計 約15億ドル相当の制裁金を科された。シンガポール通貨庁(MAS、中 央銀行に相当)と香港金融管理局(HKMA、同)もUBSの金利操作 の疑いを調査している。

原告らは訴状で、2月7日の両氏の解雇は、拡大する金利操作スキ ャンダルにおける「被告の役割を隠ぺいすることを目指していた」と指 摘した。UBSはシンガポールでの訴訟についてコメントを控えた。

原題:UBS Sued by Two Singapore Traders Fired After Rate Probe (1)(抜粋)

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