海外勢は15週連続で日本株買い越す、個人3週ぶり売り越し-2月3週

2月3週(18-22日)の日本株市場 で、海外投資家は15週連続で買い越したことが東京証券取引所の公表デ ータで明らかになった。

東証が28日に発表した第3週の投資部門別売買動向によると、東 京、大阪、名古屋3市場の1・2部合計で、海外投資家は差し引き2250 億円を買い越した。買越額は前の週(1829億円)から23%増加。市場全 体の売買代金シェアで約6割を占める海外勢の買いが主導する形で、こ の週の日経平均株価は週間で1.9%高の1万1385円94銭と続伸した。

みずほ証券エクイティ調査部の三浦豊シニアテクニカルアナリスト は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、円安をめぐり 日本が名指しで非難される事態は回避され、投資家のリスク許容度が上 向いたと指摘。「G20会議後に円高へ反転するとの警戒もあっただけ に、それが杞憂(きゆう)に終わり、買い安心感につながった」と言 う。

一方、個人投資家は3週ぶりの売り越しで、売越額は634億円。現 物で利益確定の売りがかさんだ格好だが、「信用取引では買い越しとな っているところを見ると、個人の先高期待は強い」と、みずほ証の三浦 氏は見ていた。

このほかの投資部門別動向は、買い越しが証券自己(633億円)、 事業法人(236億円)。これに対し、年金基金などの動向を反映する信 託銀行が1725億円売り越しで、売り越しは18週連続。投資信託が246億 円、生保・損保が250億円、都銀・地銀等が57億円、その他金融機関 が120億円のそれぞれ売り越しとなった。

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