オバマ大統領:財界首脳に支援求める-歳出削減の発動阻止で

オバマ米大統領は27日、財界首脳と の会合で、歳出強制削減の発動を阻止するため、共和党に譲歩を促すよ う圧力をかけて欲しいと要請した。

オバマ大統領は同日夜、米大企業幹部136人で構成されるビジネ ス・カウンシルの会合で、「これは崖ではなく、転がり落ちることだ」 と指摘、歳出強制削減は米国経済に徐々に悪影響を与えるとの危機感を 示した。

大統領と議会が合意しなければ3月1日に850億ドル(約7兆8430 億円)の歳出強制削減が発動するが、民主・共和両党の関係者は合意の 可能性は低いとの見通しを示した。

大統領は会合の席上、歳出削減が発動される最初の数週は「その全 体的な影響に多数の国民が気づかないかもしれないが、経済に対して大 きな打撃になっていくだろう」と語った。

オバマ米大統領は3月1日に議会指導者をホワイトハウスに招き会 合を開く。ベイナー下院議長は27日、共和党幹部に対して、この会合で 交渉するつもりはないと述べた。民主、共和両党は9年間で総額1 兆2000億ドルの歳出削減の代替策で対立。民主党は増税を盛り込むべき だと主張する一方、共和党はこれに反対している。

ダウ・ケミカルは「短期的な解決策」ではなく、赤字削減に向けた 「バランスのとれた超党派的な手法」を支持すると、広報担当のナンシ ー・ラム氏が大統領の演説前に電子メールで配布した声明で明らかにし た。同社のアンドルー・リべリス最高経営責任者(CEO)はビジネ ス・カウンシルの会長。

原題:Obama Appeals for Business Support on Deal on Spending Cuts (1)(抜粋)

--取材協力:Tim Catts、Jack Kaskey、Kathleen Hunter、Jamie Coughlin.