米大統領と議会指導者、3月1日に会合-歳出削減の発動日

オバマ米大統領は3月1日に議会指 導者をホワイトハウスに招き会合を開く。大統領と議会が合意しない限 りこの日に850億ドル(約7兆7868億円)の歳出強制削減が発動する が、民主、共和両党は発動前の合意は恐らく難しいとの見通しを示して いる。

会合にはベイナー下院議長(共和)、マコネル上院院内総務(共 和)、リード上院院内総務(民主)、ペロシ下院院内総務(民主)が出 席する。

会合の日程が3月1日に設定されたことは、歳出強制削減の発動前 の阻止に向けオバマ大統領が全力で取り組まない可能性を示唆する。民 主党は、国民は共和党を批判するだろうと表明している。

民主、共和両党は9年間で総額1兆2000億ドルの歳出削減の代替策 で対立。民主党は増税を盛り込むべきだと主張するが共和党はこれに反 対している。

マコネル院内総務は電子メールで配布した発表資料で、「合意済み の歳出削減を追加増税で置き換える案は米国民に受け入れられないだろ う」と指摘。1日の会合は「歳出削減の公約をどうしたら順守できるか について大統領と話し合う好機」となると語った。

ウェストモーランド下院議員によると、ベイナー議長は非公開の共 和党幹部会で、今度の会合ではもっぱら大統領の意見を聞くことに専念 し交渉するつもりはないと述べた。同党首脳は歳出強制削減の新たな代 替案を議論せず、上院で新たな策を提起する可能性についても話し合わ なかったという。

ホワイトハウスのカーニー報道官は、議会指導者との「建設的な話 し合い」を大統領は望んでいると発言。ただこの会合により歳出強制削 減が回避できる公算は小さいと同報道官は述べた。増税が盛り込まれな い案の検討には大統領は依然難色を示しているという。

原題:Congressional Leaders to Meet With Obama as Cuts Take Effect (3)(抜粋)

--取材協力:Roxana Tiron、James Rowley、Cheyenne Hopkins、Lisa Lerer.