全日空HD社長に伊東・全日空社長が就任、後任に篠辺副社長昇格

全日本空輸は、4月に持ち株会社制 に移行するのに伴い、伊東信一郎社長が持ち株会社「ANAホールディ ングス(HD)」の社長に就任し、傘下の事業会社となる全日空の社長 には篠辺修副社長が昇格する人事を発表した。

伊東氏は2009年4月に社長就任から4年が経過。在任中に2つの格 安航空会社(LCC)に出資し多角化を図るとともに、最新鋭旅客機、 ボーイング787(ドリームライナー)を世界に先駆けて導入し、国際 線の拡充も進めてきた。B787はリチウムイオンバッテリーの不具合 などで運航停止を余儀なくされている。再開は見通せないが、持ち株会 社制への移行を機にグループ全体の経営を担う。

篠辺氏は整備部門が長く、整備本部長などを歴任。経営企画の経験 もあり、07年4月にはB787導入プロジェクト長などを務めた。

●伊東信一郎(いとう・しんいちろう)氏:1974年九州大学経済学部 卒、全日本空輸入社。04年常務取締役執行役員、06年専務取締役執行役 員などを経て09年4月から代表取締役社長。

●篠辺修(しのべ・おさむ)氏:1976年早稲田大学理工学部卒、全日本 空輸入社。04年執行役員、07年取締役執行役員、09年常務取締役執行役 員、11年専務取締役執行役員、12年4月から代表取締役副社長。