鉱工業生産は2カ月連続上昇、予想下回る-経産省判断「下げ止まり」

1月の日本の鉱工業生産指数は前月 比で2カ月連続して上昇した。伸び率は市場の事前予想を下回った。輸 送機械工業や鉄鋼業、情報通信機械工業などがプラスとなった。

経産省が28日発表した鉱工業指数速報(季節調整済み、2005年 =100)によると、1月の生産指数は前月比1.0%上昇の89.7となった。 ブルームバーグ調査の予想中央値は同1.5%上昇だった。

先行きの生産動向を示す製造工業生産予測指数は、2月が前月 比5.3%上昇、3月は同0.3%上昇が見込まれている。経産省は「生産は 下げ止まり、一部に持ち直しの動き」との基調判断を示した。12月は 「総じてみれば、生産には下げ止まりの兆しがみられる」だった。

みずほ証券の石津健太氏は統計発表前のリポートで、生産指数が前 月比で2カ月連続のプラスになると予想。「これまで底堅く推移してき た電子部品・デバイス工業に代わって輸送機械工業が生産のけん引役と なれるかが焦点」との見方を示した。

--取材協力:. Editors: 小坂紀彦, 室谷哲毅