NY原油:反落、年初来安値-米GDP改定値が予想下回る

ニューヨーク原油先物相場は反落。 年初来の安値で終了した。昨年10-12月(第4四半期)の米実質国内総 生産(GDP、改定値)の伸び率が市場予想を下回ったことや、ユーロ が対ドルで下落したことが響いた。

米商務省が発表した第4四半期の実質GDP改定値は前期比0.1% 増加。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値 は0.5%増だった。ユーロは対ドルで昨年7月以来初の月間ベースで下 落。代替投資としての原油の妙味は後退した。

タイチ・キャピタル・アドバイザーズの商品ファンドマネジャー、 タリク・ザヒル氏は「経済が絶好調でないことは周知の事実だ。原油需 要に影響を及ぼすだろう」と指摘。「ドルがかなり堅調で、それも原油 の重しになっている。きょうは月末で、ポジション調整に伴う利益確定 の動きが活発だ。リスク回避の一日があっても驚きではない」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比71セント(0.77%)安の1バレル=92.05ドルで終了。終値では昨 年12月31日以来の安値となった。月間では5.6%値下がりし、昨年10月 以来初の下落となった。

原題:Oil Falls to 2013 Low as U.S. Economy Grows Less Than Expected(抜粋)

--取材協力:Mark Shenk、Michelle Jamrisko、Lorraine Woellert、Sandrine Rastello、Grant Smith.