NY金:反落、逃避が後退-月間で16年ぶりの長期下落局面へ

ニューヨーク金先物相場は反落。米 経済が回復しつつあるとの信頼感を背景に、投資リスクヘッジとしての 金買いが後退した。このままいけば月間ベースでは過去16年で最長の連 続安となる見通し。

1月の米中古住宅販売成約指数は2010年4月以来の高水準となった ほか、米製造業耐久財受注は輸送機器を除くベースで約1年ぶりの大幅 な伸びとなった。前日は米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ 議長が金融緩和策を擁護する姿勢を示したことから、金は3カ月ぶりの 大幅高となっていた。

アトヤント・キャピタル・マネジメント(フロリダ州マイアミ)の ポートフォリオマネジャー、ベダント・ミマニ氏は電話インタビュー で、「安全逃避のプレミアムは確実に低下している」と指摘。「前日の 大幅上昇を受けて、利益確定の売りも出ている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比1.2%安の1オンス=1595.70ドルで終了。月初からは4% 下げており、1997年1月以来で最長の5カ月連続下落となる見通し。

原題:Gold Falls, Heads for Longest Run of Monthly Declines Since 1997(抜粋)

--取材協力:Glenys Sim.