英国:10-12月GDP改定値、前期比0.3%減-輸出と投資減で

英国経済は2012年10-12月(第4四 半期)に前四半期から縮小した。輸出の落ち込みと投資減少が響いた。

英政府統計局(ONS)が27日発表した第4四半期の国内総生産 (GDP)改定値(季節調整済み)は前期比0.3%減と、1月公表の速 報値と一致した。ブルームバーグが事前調査の対象としたエコノミス ト35人の予想でも速報値から変わらずが見込まれていた。輸出 は1.5%、輸入は1.2%それぞれ減少し、ネットベースで貿易はGDP を0.1ポイント押し下げた。

前年同期比では0.3%増と、速報値(横ばい)から上方修正。2012 年通年は前年比0.2%増で、変わらずから修正された。

経済見通しの弱さを受け、イングランド銀行(英中央銀行)の金融 政策委員会(MPC)では今月の会合で、キング総裁を含む3人のメン バーが量的緩和の拡大を主張した。景気低迷からの回復に手間取る状況 は政府の財政赤字削減プログラムを損ねており、これについてはムーデ ィーズ・インベスターズ・サービスが英国の格付けを最上級から先週引 き下げる際に指摘している。

IHSグローバル・インサイトの欧州チーフエコノミスト、ハワー ド・アーチャー氏は「経済活動は脆弱(ぜいじゃく)かつ抑制されたま まとなる公算で、イングランド銀は最終的に量的緩和を幾分拡大し追加 の景気支援策を打ち出すと当社は確信している」と発言。MPC内では 「現在、著しく緩和に傾く姿勢がある」と続けた。

発表によれば、GDPの約75%に相当するサービス業は0.1%減 と、速報値(横ばい)から下方修正された。建設は0.9%増と、速報 の0.3%増から引き上げられた。固定資本形成は0.4%減少。これを構成 する投資は1.2%減り、GDPを0.1ポイント押し下げた。

原題:U.K. Economy Shrinks 0.3% on Trade, Weak Domestic Demand (1)(抜粋)

--取材協力:Mark Evans.