1月の米耐久財受注は減少か、航空機受注の落ち込みで-調査

1月の米耐久財受注額は5カ月ぶり に減少したもようだ。民間航空機の需要減が響いたとエコノミストはみ ている。

ブルームバーグが実施した調査では、27日発表される1月の耐久財 受注額は前月比4.7%減少(77人の予想中央値)したと見込まれてい る。昨年12月は同4.3%増(改定値)だった。変動の大きい輸送用機器 を除く受注は0.2%伸び、5カ月連続で増加の予想。その他の指標で は、中古住宅販売成約指数が上昇した見通し。

クレディ・アグリコルCIBのエコノミスト、ロバート・ローゼナ ー氏(ニューヨーク在勤)は、「製造業は緩やかに回復し、今年1年を 通じてそこそこの強さを示すだろう」と指摘。「自動車業界は間違いな く健全で、住宅市場の力強い回復も貢献しよう」と述べた。

米商務省はワシントン時間午前8時半(日本時間27日午後10時半) に耐久財受注統計を発表する。予想レンジは前月比8.3%減-3%増。

米ボーイングの1月の航空機受注は2機と、前月の183機を大幅に 下回り、耐久財受注額の落ち込みにつながったようだ。

設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本 財)受注は前月からほぼ横ばい(予想中央値)の見通し。12月は 同0.3%減(改定値)だった。

住宅市場の改善は、米国の景気拡大に寄与するだろう。全米不動産 業者協会(NAR)が午前10時(同28日午前0時)に発表する1月の中 古住宅販売成約指数は前月比1.8%上昇(中央値)が見込まれる。12月 は同4.3%低下だった。

--取材協力:Ainhoa Goyeneche.