香港GDP:10~12月2.5%増、1年ぶり高成長-12年1.4%増

香港の経済成長は2012年10-12月 (第4四半期)に加速し、1年ぶりの高成長となった。アジアが世界の 景気回復を主導する中で、中国や台湾とともに香港経済も息を吹き返し た。

政府統計処がウェブサイトで27日発表した10-12月期の域内総生産 (GDP)は前年同期比2.5%増となった。7-9月(第3四半期)は 同1.4%増(改定値)だった。ブルームバーグ・ニュースがアナリス ト16人を対象にまとめた調査では2.4%成長が見込まれていた。10-12 月期GDPは前期比では1.2%増えた。

曽俊華財政官は同日の予算演説で、今年の経済成長率を1.5-3.5% と見込んでいると表明。12年の年間成長率は1.4%と、欧州債務危機で 世界的に需要が低迷したことから09年以来の低成長にとどまった。

曽財政官は「アジアのファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件) は引き続き強く、中国本土経済は10-12月期に成長の勢いを取り戻し た」と指摘。「先進国の需要の突然の悪化がなければ、香港の対外貿易 はある程度改善だろう」と述べた。

香港経済が低迷から抜け出すにつれ、梁振英行政長官は一時的な刺 激策や貧困層や高齢者を支援するとの選挙公約を実現させるための直接 的な支出を減らす可能性もある。

原題:Hong Kong’s Growth Accelerates to 2.5%, Fastest Pace in Year(抜粋)