米石油王が残した帝政ロシアの飾り花瓶、予想価格100万ドル

米オクラホマシティー郊外の豪邸の 玄関広間に飾られている大型飾り花瓶2個に驚きの鑑定結果が出され、 4月17日にオークションに出品される予定だ。

ランディ・バットラム氏(66)は子供のころに祖父母宅を訪れた 際、これらの飾り花瓶にあまり関心を持ったことはなかった。最近の電 話インタビューで「いつもそこに置かれていた。歴史的な価値について 知る由もなかった」と振り返る。

この高さ4.5フィート(約137センチメートル)の飾り花瓶の予想価 格は2個で100万ドル(約9200万円)から150万ドル。ダラス・オークシ ョン・ギャラリーが出品予定で、同社の専門家らは19世紀にロシアのサ ンクトぺテルブルクのインペリアルポーセレン工場で製造されたもので あることを突き止めた。

多くのロシア帝政下の美術品同様に貧窮していた旧ソビエト政権が 初期に西側の買い手に売却した可能性が高い。1920年代半ばにドイツの ミュンヘンのギャラリーで展示されていた。バットラム氏の祖父母が欧 州旅行中に購入し、旅行記にも記録されている。

バットラム氏の祖父、フランク・バットラム氏はたたき上げの石油 王で、バットラム・エナジーズの創業者。オクラホマ州のインディアン 特別保護区の出身で30歳になる前に富を築き、米国独立系石油協会の創 設メンバー5人のうちの1人だった。

原題:Oil Heirs Discover Old Vases Are Million Dollar Czarist Relics(抜粋)