米銀純利益:12年は2番目の高水準、引当金減が寄与-FDIC

米銀の昨年の純利益は1413億ドル (約13兆円)に達し、2006年の1452億ドルに次いで過去2番目の高水準 となった。米連邦預金保険公社(FDIC)が明らかにしたもので、貸 倒引当金の減少などが寄与した。

FDICが26日公表した四半期報告書によると、12年10-12月(第 4四半期)の純利益は347億ドルとなり、前年同期比で37%増加した。 ただ、前期の376億ドルからは減少した。

利ざやが縮小したにもかかわらず、四半期利益が前年同期比で改善 した銀行は60%に及び、好業績が業界全体に広がっていることが同報告 書で示された。貸倒引当金は前年同期比24.6%減の151億ドル。不良債 権の償却費も186億ドルにとどまり、10四半期連続の減少となった。

FDICのグルーエンバーグ総裁はこの日、報告書に関する会見で 「わずか数年前の状況を振り返れると、これまでの進歩には意味があ る」と指摘。その上で「融資と収入の伸びがまだ鈍い一方で、不良債権 と問題含みの銀行、銀行破綻は依然として高水準にある」と述べた。

原題:U.S. Banks Had Second-Best Earnings Ever in 2012, FDIC Says (1)(抜粋)