ベルサニ党首:「五つ星運動」は政権に携わる意思表明する必要

イタリア議会選挙でいずれの陣営も 安定多数を確保できず、主要政党連合が連立協議に動かざるを得ない中 で、下院を制した中道左派を主導する民主党のベルサニ党首は、「五つ 星運動」のベッペ・グリッロ氏に対し、政権運営に携わる意思があるこ とを示すよう訴えた。

緊縮路線を継承する中道左派陣営は、政権を発足させるために必要 な上院での過半数に届かなかった。一方、五つ星運動は既存の政治勢力 との協力を否定する政策要綱を掲げ、今回最初となる国政選挙で全体 の25%を上回る票を獲得した。

ベルサニ党首はローマで記者団に対し、反緊縮の五つ星運動につい て、「彼らはこれまで全員を首にすべきだと主張してきたが、彼らもこ の政治の表舞台に立つ以上、国と子供たちのために何をしたいか説明す べきだ」と語った。

ベルサニ氏が中道左派を中心とする政権を発足させるには、グリッ ロ氏を連立のプロセスに関与させるか、下院で0.5ポイント未満の僅差 で敗れたベルルスコーニ前首相の中道右派陣営と手を組む必要が出てく る。

しかし、グリッロ氏は「この国を破壊した人々が、自分たちが破壊 した物事を改革するために再び一つになろうとしている。もはやそれを 国民は受け入れないだろう」と述べ、連立への参加を拒否。一方、緊縮 策の見直しを求めるベルルスコーニ前首相は、再選挙を無益だと否定 し、他の勢力との連携を検討する用意があることを示唆している。

ベルサニ氏はかつてのプロディ政権のような「オリーブの木」と呼 ばれる連合の可能性を退け、3月15日に新たな議会が招集される前にベ ルルスコーニ陣営と何らかの合意を探るつもりはないとしている。

原題:Bersani Appeals to Populist Grillo to Show How He Would Govern(抜粋)

--取材協力:Andrew Frye、Chiara Vasarri、David Tweed、Corina Ruhe、Rainer Buergin.

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