米企業の社債保証コスト低下、住宅指標を好感-CDS取引

26日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが低下。米国の住 宅販売指標が予想を上回ったことで、イタリアの政局不安を受けて欧州 債務危機が悪化する懸念が和らいだ。

ブルームバーグの集計によれば、北米企業の信用リスクの指標であ るマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク 時間午後4時15分(日本時間27日午前6時15分)現在、0.8ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の89.4bp。2月に入り0.6bp 上昇したが、年初来では5bp下げている。

米商務省が発表した1月の新築一戸建て住宅販売は年率換算で43 万7000戸と、前月(37万8000戸)から15.6%増加し、2008年7月以来の 高水準に達した。マークイットCDX北米投資適格指数は一時0.8bp 上昇。緊縮策への支持が後退する中で、イタリア総選挙では明確な多数 派勢力が形成されず、債務危機が悪化するとの懸念が浮上した。

フィフス・サード・アセット・マネジメントのシニアポートフォリ オマネジャー、マーコ・ミケリック氏は電話インタビューで、「リスク オフ(回避)の取引環境で、特に住宅関連など経済指標は良好とみられ るが、欧州には依然としてリスクがありそうだ」と指摘。「米国の良好 なニュースが欧州関連の悪材料を一部打ち消している」と説明した。

原題:Corporate Credit Swaps in U.S. Fall; Phillip Morris Sells Bonds(抜粋)

--取材協力:Shobhana Chandra、James Hertling、Alessandra Migliaccio、Charles Mead.

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