FRB議長:「大き過ぎてつぶせない」という認識の払拭必要

米連邦準備制度理事会(FRB)の バーナンキ議長は26日、米国の大手金融機関は公的資金で救済されるた め経営破綻は避けられるという投資家の認識を払拭(ふっしょく)した い考えを明らかにした。

バーナンキ議長は上院銀行委員会でエリザベス・ウォーレン上院議 員(民主、マサチューセッツ州)の質問に答え、「大き過ぎてつぶせな いという認識をやめる必要がある」と指摘。「こうした問題や危機に対 処しようと何日も深夜まで取り組んだ者として、経済の他の方面に打撃 を与えることなく大手金融機関を閉鎖することは可能だという自信を私 はぜひとも持ちたい」と述べた。

ウォーレン議員はブルームバーグ・ビューの記事に掲載された試算 に言及し、「大手金融機関は破綻を回避できると考えられているため、 借り入れコストが低下し、年間830億ドル(約7兆6300億円)に上る補 助金を納税者から間接的に受け取っている」と指摘した。

これについてバーナンキ議長は「そうした状況は解消すべきだ」と 回答。議長は「これらの金融機関も破綻し得るとの市場の見方が徐々に 強まろう」と述べ、「規模が大きいことの恩恵は時間とともに減少す る。それは一部の銀行が自発的に規模縮小を始めることを意味する」と 説明した。

原題:Bernanke Says U.S. Must End ‘Too Big to Fail’ Bank Subsidy (抜粋)

--取材協力:Craig Torres、Cheyenne Hopkins.

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