NY原油:続落、8週間ぶり安値-在庫増の見通しが重し

ニューヨーク原油先物相場は続落。 8週間ぶりの安値となった。米国の在庫増加の見通しや、イタリアの政 局不安で欧州の債務危機が深刻化するとの懸念が重しになった。

ブルームバーグがまとめた調査によると、米エネルギー省が27日発 表する先週の原油在庫は7カ月ぶり高水準への増加が見込まれている。 イタリアではこれから少なくとも1カ月の政治空白が避けられない状況 となり、金融市場の動揺が懸念されている。米消費者信頼感や住宅指標 の改善が示されると、原油は下げ渋る展開となった。

タイチ・キャピタル・アドバイザーズの商品ファンドマネジャー、 タリク・ザヒル氏は「あすの在庫増加見通しへの注目が高まっている」 と指摘。「イタリアの選挙は好ましい結果とならず、それが売りのきっ かけとなった。経済指標は予想よりもずっと良かった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比48セント(0.52%)安の1バレル=92.63ドルで終了。終値では昨 年12月31日以来の安値となった。

原題:WTI Crude Drops to Eight-Week Low as Supplies Seen Increasing(抜粋)

--取材協力:Grant Smith、James Hertling、Michelle Jamrisko、Indira A.R. Lakshmanan.