米住宅価格指数:12月は6.8%上昇-06年7月来の高い伸い伸び

昨年12月の全米20都市の住宅価格は 前年同月比で約6年ぶりの高い伸びとなった。

26日発表の全米20都市を対象にした昨年12月の米スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数は、前年同月 比で6.8%上昇と、2006年7月以来の大幅な伸びとなった。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は6.6%上昇だった。前 月は5.4%上昇(速報値5.5%上昇)に修正された。

ソシエテ・ジェネラルのシニア米国エコノミスト、ブライアン・ジ ョーンズ氏(ニューヨーク在勤)は「重要なのは、1つの地域からのみ 良い数字が出ているのではないということだ。幅広く全国的に価格が上 昇している」とし、「金利は低く、価格も魅力的だ。また労働市場も徐 々に回復しつつある。住宅を買うのであれば、今が良い時期だ」と続け た。

12月の住宅価格は前月比では季節調整後ベースで0.9%上昇した。 エコノミスト予想の中央値は0.7%上昇だった。季節調整前ベースでは 前月比0.2%上昇。

都市別では20都市のうち19都市で住宅価格が前年比で上昇した。最 も伸びたのはフェニックスで23%上昇。次いでサンフランシスコ で14.4%上昇した。これらの地区はサブプライム危機で最も大きな被害 を受けていた。唯一下げたのはニューヨークで、0.5%低下となった。

今回は10-12月(第4四半期)の指数も発表され、前年同期 比7.3%上昇と、06年4-6月(第2四半期)以来の大幅な伸びとなっ た。前期比では季節調整前ベースで0.3%低下、調整後ベースでは2% 上昇した。

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原題:Home Prices in 20 U.S. Cities Increase by Most Since 2006 (2) (抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.