南アフリカ:10~12月GDP、前期比年率2.1%増-予想上回る

南アフリカ共和国の経済成長は2012 年10-12月(第4四半期)に加速した。

南アフリカ統計局が26日発表した10-12月の国内総生産(GDP) は前期比年率2.1%増と、7-9月(第3四半期)の同1.2%増を上回る 伸びとなった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト20人を対象にし た調査の中央値では1.7%増が見込まれていた。

GDP伸び率は、ズマ大統領が24.9%の失業率を低下させるために 必要としていた水準の半分以下にとどまっている。ブルームバーグが集 計している新興国30カ国余りの中で、南アフリカの失業率は最悪。プラ チナ鉱山で昨年8月に始まったストライキが金鉱山にも広がったほか、 賃金引き上げを求めてトラック運転手も10-12月にスト入りし、生産に 影響を及ぼした。

シティグループの南アフリカ担当エコノミスト、ジーナ・シューマ ン氏(ロンドン在勤)は統計発表前の顧客向けリポートで「労働不安と 鉱山閉鎖が経済から価値ある成長を奪った」と指摘、「基調はやや上向 きなものの、経済が抱える構造問題はより高い成長率を必要としてい る」と記した。

財務当局の試算によれば、鉱山ストで100億ランド(約1050億円) 余りの生産と輸出が失われ、GDP伸び率が約0.5ポイント押し下げら れた。失業率を14%まで低下させるにはGDPが20年まで年平均7%で 拡大する必要があると政府は想定している。

原題:South Africa’s Economy Expands Annualized 2.1% in Fourth Quarter(抜粋)

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