HPに取締役2人の解任と監査役の交代求める-投資家助言機関

労働組織チェンジ・ツー・ウィン関 連の投資家助言機関、CtWインベストメント・グループは、米パソコ ン(PC)メーカー、ヒューレット・パッカード(HP)に対し、在任 期間が最も長い取締役2人を解任するとともに、アーンスト・アンド・ ヤング(E&Y)を監査役から外すよう求めている。

ワシントンで25日、HPのレイ・レーン会長や他の取締役との2時 間にわたる会合を持ったCtWは、2005年から取締役を務めるジョン・ ハマーグレン氏と06年からのG・ケネディ・トンプソン氏の再選につい て、投資家に反対票を投じるよう勧めていく方針だ。CtWのシニアア ナリスト、マイケル・プライスジョーンズ氏がインタビューで明らかに した。

HPのメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)は、6四半期 連続での収益減少から成長を回復し投資家の信頼を取り戻そうとしてい る。同社の取締役会メンバーに変更があったのは11年が最後で、その際 はマーク・ハード元CEOの辞任への対応をめぐる批判を抑えるために 取締役4人が解任された。

プライスジョーンズ氏は「ハマーグレン、トンプソン両氏のような 取締役の残留を正当化するのは難しい。在任期間が余りに長く、多くの 失策を看過してきたからだ」と述べた。

HPの広報担当ハワード・クラボ氏は声明で、会合は「生産的」で あり、同社が「投資家のために質問に答える機会」に感謝していると指 摘した上で、「HPの立て直しに向けて現在の取締役は適任だと感じて いる」とコメントした。

プライスジョーンズ氏によると、CtWは株主にE&Yの起用にも 反対票を投じるよう求める意向だ。HPが買収後に減損処理が必要にな った英オートノミーの不正会計を見落としたためだと説明している。 E&Yの広報担当、エイミー・コールウェル氏はコメントを控えた。

原題:Hewlett-Packard Investor Adviser Seeks Board, Accountant Changes