スズキ会長:13年度の軽自動車販売58万台目標、シェア30%確保へ(訂正)

国内市場で軽自動車の比率が高まる 中、スズキの鈴木修会長兼社長は都内の新車発表会で、2013年度の軽販 売で58万台を目標とし、軽市場でシェア30%を確保したいと述べた。軽 市場では各社が低燃費車を投入するなど販売競争が激化している。

スズキは26日、新型軽乗用車「スペーシア」を3月15日に発売する と発表。低燃費でありながら室内空間を広げ、女性を中心に市場が拡大 している軽ハイトワゴンで、月販目標は7000台。1リッター当たりの走 行距離は29キロメートル(JC08モード)。価格は122万8500円から。

日本自動車工業会の統計によると、13年の軽四輪車需要は前年 比9.3%減の179.6万台の見通し。全国軽自動車協会連合会の統計による と、昨年の軽四輪車販売でスズキは前年比23%増の約58.5万台だった。 昨年の軽四輪車市場は同30%増の約197.9万台で、スズキの市場シェア は29.6%と、30%を割った。

また、自工会の統計では、国内市場に軽四輪車が占める比率は11年 の36.1%、12年の36.9%に対し、13年は37.9%に上昇する見通し。日本 自動車販売協会連合会の守川正博会長は25日の記者会見で、12年の国内 市場での軽比率が過去最高になったと指摘し、ダウンサイジング化が強 まっており、「この基調は続くという感じはする」とコメントした。

軽市場では競争が激化している。スズキは20日、軽乗用車「エコア ルト」を3月4日に発売すると発表。1リッター当たりの走行距離は33 キロメートル(JC08モード)で、ガソリン車としては最高水準とな り、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の同32.6キロメートル を上回った。軽では、ダイハツ工業の「ミラ イース」が同30キロメー トル、ダイハツの「ムーヴ」は同29キロメートルなどと、低燃費を競っ ている。