甘利再生相:伊総選挙での対立陣営の強さに通貨が反応-円上昇

甘利明経済再生担当相は26日午前の 閣議後の会見で、イタリアの総選挙後に円高が進んだ背景について、現 政権が進めてきた財政再建路線とは立場を異にする対立陣営の勢いが強 かったことから、「『ユーロ対ほかの通貨』に対する反応が出ているの ではないかと思う」との見方を示した。

円高進行に関しては「為替についてどのレベルがいい、悪いとい う、この表現、判断は差し控えたいと思っている」と述べるにとどめ た。一方、日本銀行の次期総裁にアジア開発銀行(ADB)の黒田東彦 総裁を充てる人事が固まったことについては「国際金融のインナーサー クルの一員で世界に対してしっかりとした意思表示ができる、市場との 対話能力が高い方」との評価を示した。