ドコモ:M&A再開の構え、ソフトバンクに対抗-加藤社長

国内携帯電話首位のNTTドコモは ライバルのソフトバンクが米国でスプリント・ネクステルの過半数株式 の買収をまとめたことを受け、アジア以外の電話会社への投資を再開す る用意を整えている。加藤薫社長兼最高経営責任者(CEO)が明らか にした。

加藤社長は25日、バルセロナで開催中の携帯電話見本市「モバイ ル・ワールド・コングレス」で、スプリント買収計画にはかなり驚いた と述べ、米国市場やソフトバンクの成功につながると期待するもののハ ードルは非常に高いだろうとの見方を示した。

ドコモは約10年前にオランダのKPNモバイルや米AT&Tワイヤ レス・サービシズへの出資で減損処理を行った後、アジア以外の電話会 社への投資を縮小していた。昨年6月に就任した加藤社長は日本の人口 減少や市場の飽和で主力の携帯電話事業が伸び悩んでいることから、健 康や小売りに関連するサービスで増収を目指している。

ドコモは最近、コンテンツなどの取得に重点を置いてきたが、加藤 社長はモバイル業界の持続的成長という性質からこの業界で買収を行う 価値はあろうとの認識を示し、業界動向を絶えず注視し、良い案件があ れば投資する可能性があることを明らかにした。

同社長はさらに、ドコモが従来行ってきたような過半数に届かない 出資に必ずしもこだわらない考えも示した一方、買収に充てる可能性の ある資金の規模や注目している具体的な地域については言及しなかっ た。

原題:DoCoMo Ready to Rejoin Phone M&A After Softbank Move, CEO Says(抜粋)

--取材協力:Mariko Yasu

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