グレンコアCEO、鉱山業界CEO批判-新規開発で供給過剰

商品取引大手グレンコア・インター ナショナルのアイバン・グラゼンバーグ最高経営責任者(CEO)は、 最近相次いで退任した鉱山業界のCEOについて、新規鉱山開発の推進 で金属供給が過剰となって利益が縮小し、業界を窮地に陥れたとして批 判した。

グラゼンバーグ氏(56)は25日、米フロリダ州ハリウッドで開催さ れた会議での投資家向けプレゼンテーションで「大物たちが取り返しの つかない失敗をした」と指摘。「常に開発を続けようとし、生み出した 利益を新資産につぎ込んでいる。鉱山業界としてそのような行動はやめ なければならない。需給について知る必要がある」と述べた。

オーストラリア・英系BHPビリトンや英豪系リオ・ティント、英 アングロ・アメリカンなどの大手鉱山会社は今月、コスト増と世界の経 済成長減速を背景に減益を発表。相次ぐ買収が評価損を計上する結果と なったことに対して投資家の批判が高まり、これら3社のCEOは退任 か退任する意向を表明している。

グラゼンバーグ氏は「これらの鉱山会社のCEOはいずれも職を失 った。CEOは世代交代した。CEOらが教訓を学んだと期待してい る。彼らは開発を推進したが株主へのリターンを生み出さなかった。開 発を停止する時期だ」と語った。

原題:Glencore’s Glasenberg Berates Mining CEOs for Building New Mines(抜粋)